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ひやおろしシーズン到来!

前回に続き、今回も日本酒のお話を。

9月になると各蔵元様から「ひやおろし」というお酒がリリースされます。

春先に搾った酒を熟成させ、秋風が吹き始める頃に出荷される酒です。

夏を越した酒は、秋になり旨味がのってきて飲み頃を迎えます。

その飲み頃を待った酒が、ぼつぼつ入荷してまいりました。

数回に渡り蔵元紹介も兼ねて、お知らせしたいと思います。

第1回目は、山形県の「羽前白梅」を醸す、羽根田酒造をご紹介させていただきます。

 

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山形県は庄内平野にあります、鶴岡市大山地区にある蔵元です。

大山地区は山形県を代表する酒蔵通りで、山形を代表する蔵元が軒を並べています。

その名醸地、大山でもひときわ小さな蔵元で、年間僅か300石に満たない全国でも最小規模の酒蔵です。

(石というのは酒の生産高を表す単位で、1石は一升瓶100本分。ちなみに地酒大手の「八海山」の八海醸造や「久保田」の朝日酒造で約3万石、昔幻の酒と言われた「越乃寒梅」でも約1万石、白鶴などの大手になると3~40万石といいますから、どれだけ小さいかが分かります。実際、九州では当店を含めて2店しか取り扱い店舗がありません。)

 

この蔵が小さいのには訳があります。もちろん、美味しくなくて売れないから小さい訳ではありません。むしろ地酒ファンの間では超実力蔵としてひっぱりだこの蔵です。

社長(写真右)は、初めて会ったときには何と言っているのか分からないくらいの訛りで外国の方と話しているような感覚の方でしたが、非常に誠実な方で、酒造りについては手間を惜しみません。どこの蔵でもそうなのですが、ここはさらに特別です。

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麹蓋という小さな木箱での麹造り。詳しく書いたら終わらないので今回は説明省略。

なにしろ最も手間と技術と体力がいる方法。最近はこの方法は減少傾向にあります。

少しづつ丁寧に造る方法なので、量産には不向き。

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これは槽(ふね)といいまして、これで「もろみ」を搾ります。これも説明省略。

ただ、これは旧式のもので、最後まで圧力を加えて強くはしぼれません。

必然的に最後の雑味の部分が出ませんので、美味しい部分だけを集めた酒になります。

ただ、生産量はがた落ちです。

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他にも「精米」から「米の浸漬」、「蒸し」、温度管理が行き届くよう最小限の小さなタンクでの「仕込み」、通常は大きなタンクでの「貯蔵」をここでは搾った酒をすぐに瓶詰めして冷蔵庫にて保存したりと、考え付くいいことは全てやった結果、この生産量となっています。

 

こうして出来た「羽前白梅」は、すっきりとした香味がありながら、味わいの芯がしっかりとしていて、冷やで飲んでも燗をつけても美味しく飲める、超正統派の酒です。

すっきりしているけど深みがある、そんな最高の酒を秋の夜長に一杯いかがですか。

http://www.rakuten.co.jp/e-vin/1879908/1887762/

秋の限定酒(ひやおろし)が入荷しています。

○羽前白梅 純米吟醸 ちろり 1.8L ¥3180

○羽前白梅 純米吟醸 秋あがり俵雪 1.8L ¥3045

 「俵雪」は、冬場に庄内平野にやってくる地吹雪によってできる雪のかたまり。


蔵元来店

少しづつ秋らしくなっていくこの頃。

日本酒が美味しい季節になってまいりました。

というわけで、これから日本酒の話もちょくちょく

ご紹介していきたいと思います。

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ちょっと前になりますが、波佐見の今里酒造の専務(写真)が来店されました。

今里酒造よりも「六十余洲」の方が分かりやすいかもしれませんね。

長崎県を代表する銘柄で、当店でも戦前からお世話になっているそうです。

特に戦後の酒のない時代には計り知れない恩を受けたとのことで

特別の思い入れもあります。

その今里酒造、近年は東京市場でも活発な動きを見せており

その品質の向上にも注目されております。

地元で馴染みがあるのは、金撰や銀撰(昔の一級、二級酒)ですが

たまには六十余洲の純米酒山田錦などもいかがですか。

DSCN7072 1.8L ¥2467  720ml、300mlもございます。

これは地元波佐見町で収穫した酒米の最高峰「山田錦」を使用した蔵元の自信作。

純米酒ならではの切れのよさとピュアな味わいです。

冷やでも燗でもお楽しみいただけます。

ちょっとした晴れの日や、お客様がいらした日などにいかがでしょうか。