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ドイツワインのお話

今の季節においしいワインのひとつにドイツワインがあります。

このドイツワイン、フランスやカリフォルニアのワインとすると

非常に過小評価されていますが、世界最高の白ワインの産地であります。

今回は少しだけ込み入ったドイツワインのお話です。

長くなるかと思いますので、お時間のあるときにご覧いただければと思います。

 

ドイツワインのあらまし

日本では甘口白ワインの産地というイメージがつきものですが

実際は生産の70%以上は辛口タイプが占めています。

また、緯度的にブドウ栽培の北限に位置しており、少ない日照量をカバーする

色々な栽培上の工夫がなされています。

特に最も優良な産地である、「モーゼル地域」と「ラインガウ地域」では

川に接する斜面を利用し、日照量を集める工夫がなされています。

(高緯度のため斜面だと平地よりもより太陽に正対しており、

川からの反射光も集められます)

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写真はモーゼル河に接する斜面のブドウ畑。

このように、南向きの斜面には優良なブドウ畑があり、数々の銘酒を生み出しています。

ただ、この斜面、斜度が20度から最もきついところで70度くらいの斜面。

もちろん、機械は入らないので、全て人の手で、樹の植え替えから選定、草取り、収穫

まで行われています。

また、ドイツは日照量の少なさから、ブドウの開花~収穫までの期間が

他の国よりも長くなります。ブドウが熟するのに時間がかかるのですね。

このため、地中の養分を吸っている時間が長く、ミネラル豊かなブドウが採れます。

(南フランスなら8月下旬から9月に収穫するところ、ドイツでは10月から11月下旬、

特別なワインになると2月くらいまで引っ張ります。

 

ピースポート村

「ピースポーター」というワインをご存知でしょうか。

日本のスーパーやコンビニでも並んでますので、ご存知の方もあるかもしれません。

ただ、同じピースポーターでも畑の違いで全く違うワインになるということは

あまり知られておりません。

○ピースポーター・ゴルトトレプヒェン

○ピースポーター・ミヒェルスベルク

この二つはワインの名前です。

ピースポーターは「ピースポート村」を意味しています。

ゴルトトレプヒェン(黄金の雫)、ミヒェルスベルク(ミカエルの山)は畑(区画)の名前。

前者は、斜面の畑で手作業で栽培、完熟するまで収穫を待ち、人の手で収穫。

ワインの甘さも完熟したブドウを発酵して残った天然の甘みと気品のある味わい。

クオリティを追求した、ドイツを代表するワインの一つです。

後者は、平地の広大な範囲の畑で、機械にて収穫。

ズースレゼルヴというブドウジュースを加えることで、甘さを出しています。

癖がなく、生産量も多いため、手価格で気軽に楽しめるドイツワイン。

「ツェラー・シュバルツカッツ」や「リープフラウミルヒ」と並んで、多くの人に親しまれます。

もちろん飲み比べると全く異なるワインというのは当然で、価格にも差が出てきます。

この他、品種や畑仕事の内容など、書き出すときりがないので

この辺にしておこうかと思いますが、当店でオススメするのは

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○ピースポーター・ゴルトトレプヒェン リースリング

造り手:ヨハン・ハールト家 (造り手によっても全く違うワインとなります。)

価格:¥1980

こちらは甘さをほんのりと残したタイプですが、爽やかな酸味とのバランスが

素晴らしく、後味はとてもフレッシュですっきりとしています。

アルコール度数も11%程度ですが、それよりも低く感じるくらいです。

ミネラル豊富ですので舌だけでなく、この季節は身体全体で美味しく感じるワインです。

 

今回はできるだけ簡単に書こうと思ったのですが、やっぱり長くなりました。

(本当は10回くらい連載したいくらいです)

簡単な説明でしたが、ワインの美味しさだけでなく、写真などから

畑仕事の様子や造り手のプライドなども想像していただければ幸いです。


夏の陽!

第1回目にご紹介するお酒は何にしようか悩んだのですが

やっぱり今が旬のスパークリングワインにしました。

スパークリングワインというとあのシュワシュワしたやつです。

(シャンパンというとフランス・シャンパーニュ地方のスパークリングワイン

ということですので、今後はスパークリングワイン(SP)と表記させていただきます。)

このSPが登場するときといえば、クリスマスや誕生日、結婚式の乾杯などの

「ハレの日」 がほとんどで普段の週末なんかに「SP飲もうか!」なんていうと

ちょっとこジャレた感じがするかもしれません。

 

非常にスグレモノなスパークリングワイン!

しかしこのSP、実はスグレモノで、泡が嫌いでなければ

料理を選ばず、それどころかもっと美味しくしてくれるシロモノ。

価格も1000円程度からあり、キチンと造ったものならば

泡が抜けても白ワイン感覚で美味しく飲めるのでご安心を。

泡抜けが嫌だという方には、専用のシャンパンストッパーというものもございます。

 

当店でも数十種類あり何からご紹介しようかと思ったのですが

せっかくですので今しか飲めないこのSPをご紹介いたします。

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四恩醸造(山梨県) 夏の陽

2007年より山梨市牧丘町で醸造スタートした四恩醸造。

造るのはまだ30代前半の小林剛士氏。(通称つよぽん)

地域一丸となっていいワインを造るために、

ぶどうは自家農園だけでなく、契約農家に農薬を極力使用しない

栽培をお願いしているそうです。

醸造も非常にナチュラルな製法で醸しており、そのため

生産量が需要に間に合わないという現状。

(醸造などについては話が長くなりますので、また別の機会で)

東京ではすでに一部のファンやワインメディアの間で

人気が高まっていて、蔵元のストックはすでになし。

当店にも残り12本程度となっております。

品質も海外のものにも決してヒケをとるものではありません。

それでいてインパクトは強くないけれど、ずっと印象に残るワインとなっています。

飽きのこないワインですので、食事を通して楽しめることと

和食にもまったく違和感のない仕上がりが特徴です。

ラベルはワイナリーのオーナーが手がけていて

食卓の花の代わりになればと願って、このラベルになったそうです。

みなさんの週末の食卓に1本いかがですか?

 

醸造元:四恩醸造 http://www.4-wine.net/

○夏の陽 (白辛口・発泡) ¥2310

販売者:ESPOAえぐち http://www.rakuten.co.jp/e-vin/