三笠フーズ問題

ここ数日新聞紙面を賑わす「三笠フーズ問題」。

酒屋でなくとも、かなり気がかりな問題です。

まず、焼酎や清酒の有名銘柄や準大手の蔵もその中に入っていたこと、

そして、農水省や大手商社も関わっていたということで

日本の食品の構造上の問題が浮き彫りになったということ。

三笠フーズだけの問題ではなく、食をとりまく環境の問題を

消費者を含めてじっくり考える必要があるのかもしれません。

 

ちなみに今回の事故米がどれだけ安いか。。

一般的な食米で一俵(60kg)約¥10000程度で取引されるそうですが

先日の読売新聞によると、一般の焼酎に使用されるインディカ米で一俵約¥5400、

今回の事故米はなんと一俵¥4500!

清酒の世界では、酒造好適米になると一俵¥20000弱~、

さらに最高級の山田錦ともなると30000円を大きく超えてきます。

もちろん、こうした酒造好適米は蔵元と農家の契約栽培ですので

その出所がはっきりとしています。

(少なくとも当店では、そうした蔵のものをオススメしております)

 

焼酎の世界でも、当店と取引いただいている、球磨焼酎の豊永酒造さんなどは

全て近隣の農家と契約し、自家田の米も含めて、すべて有機栽培と徹底しています。

また宮崎県東郷町の富乃露酒造では、芋米全て、東郷町の契約農家の減農薬の

ものを使用しております。

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あらゆるものが価格競争にまきこまれる中、あってはなりませんが

今回の事件もそうした食品流通の構造上の問題が露呈した形になったような気がします。

 

こうした中、当店のような小さな酒屋では、きちんとした裏づけのあるお酒を

今まで同様、消費者の方々にご提案していきたいと思っております。

ひやおろしシーズン到来!

前回に続き、今回も日本酒のお話を。

9月になると各蔵元様から「ひやおろし」というお酒がリリースされます。

春先に搾った酒を熟成させ、秋風が吹き始める頃に出荷される酒です。

夏を越した酒は、秋になり旨味がのってきて飲み頃を迎えます。

その飲み頃を待った酒が、ぼつぼつ入荷してまいりました。

数回に渡り蔵元紹介も兼ねて、お知らせしたいと思います。

第1回目は、山形県の「羽前白梅」を醸す、羽根田酒造をご紹介させていただきます。

 

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山形県は庄内平野にあります、鶴岡市大山地区にある蔵元です。

大山地区は山形県を代表する酒蔵通りで、山形を代表する蔵元が軒を並べています。

その名醸地、大山でもひときわ小さな蔵元で、年間僅か300石に満たない全国でも最小規模の酒蔵です。

(石というのは酒の生産高を表す単位で、1石は一升瓶100本分。ちなみに地酒大手の「八海山」の八海醸造や「久保田」の朝日酒造で約3万石、昔幻の酒と言われた「越乃寒梅」でも約1万石、白鶴などの大手になると3~40万石といいますから、どれだけ小さいかが分かります。実際、九州では当店を含めて2店しか取り扱い店舗がありません。)

 

この蔵が小さいのには訳があります。もちろん、美味しくなくて売れないから小さい訳ではありません。むしろ地酒ファンの間では超実力蔵としてひっぱりだこの蔵です。

社長(写真右)は、初めて会ったときには何と言っているのか分からないくらいの訛りで外国の方と話しているような感覚の方でしたが、非常に誠実な方で、酒造りについては手間を惜しみません。どこの蔵でもそうなのですが、ここはさらに特別です。

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麹蓋という小さな木箱での麹造り。詳しく書いたら終わらないので今回は説明省略。

なにしろ最も手間と技術と体力がいる方法。最近はこの方法は減少傾向にあります。

少しづつ丁寧に造る方法なので、量産には不向き。

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これは槽(ふね)といいまして、これで「もろみ」を搾ります。これも説明省略。

ただ、これは旧式のもので、最後まで圧力を加えて強くはしぼれません。

必然的に最後の雑味の部分が出ませんので、美味しい部分だけを集めた酒になります。

ただ、生産量はがた落ちです。

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他にも「精米」から「米の浸漬」、「蒸し」、温度管理が行き届くよう最小限の小さなタンクでの「仕込み」、通常は大きなタンクでの「貯蔵」をここでは搾った酒をすぐに瓶詰めして冷蔵庫にて保存したりと、考え付くいいことは全てやった結果、この生産量となっています。

 

こうして出来た「羽前白梅」は、すっきりとした香味がありながら、味わいの芯がしっかりとしていて、冷やで飲んでも燗をつけても美味しく飲める、超正統派の酒です。

すっきりしているけど深みがある、そんな最高の酒を秋の夜長に一杯いかがですか。

http://www.rakuten.co.jp/e-vin/1879908/1887762/

秋の限定酒(ひやおろし)が入荷しています。

○羽前白梅 純米吟醸 ちろり 1.8L ¥3180

○羽前白梅 純米吟醸 秋あがり俵雪 1.8L ¥3045

 「俵雪」は、冬場に庄内平野にやってくる地吹雪によってできる雪のかたまり。

蔵元来店

少しづつ秋らしくなっていくこの頃。

日本酒が美味しい季節になってまいりました。

というわけで、これから日本酒の話もちょくちょく

ご紹介していきたいと思います。

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ちょっと前になりますが、波佐見の今里酒造の専務(写真)が来店されました。

今里酒造よりも「六十余洲」の方が分かりやすいかもしれませんね。

長崎県を代表する銘柄で、当店でも戦前からお世話になっているそうです。

特に戦後の酒のない時代には計り知れない恩を受けたとのことで

特別の思い入れもあります。

その今里酒造、近年は東京市場でも活発な動きを見せており

その品質の向上にも注目されております。

地元で馴染みがあるのは、金撰や銀撰(昔の一級、二級酒)ですが

たまには六十余洲の純米酒山田錦などもいかがですか。

DSCN7072 1.8L ¥2467  720ml、300mlもございます。

これは地元波佐見町で収穫した酒米の最高峰「山田錦」を使用した蔵元の自信作。

純米酒ならではの切れのよさとピュアな味わいです。

冷やでも燗でもお楽しみいただけます。

ちょっとした晴れの日や、お客様がいらした日などにいかがでしょうか。

プレーできる幸せ

24日の日曜日の話ですが、久々にテニスの試合に出てきました。

結婚出産に病気などで2年ほどご無沙汰していたのですが

37歳でカムバックした伊達公子さんの影響か、

なんだか急にスイッチが入ってしまいました。

 

試合自体は大村市の試合で大きなものではありませんが

11月の県民大会の予選も兼ねており、それなりに気合のこもった大会でした。

そして県民大会の会場が壱岐ということもあり、離島に行ったことのない私には

なんとしても壱岐の料理屋さんで刺身を食べてみたいという下心もあり

非常に緊張感のある試合が続きました。

勝ちたいという気持ちが緊張感を生み、ガチガチになっていましたが

ピンチのときに思い出した貴重なお言葉、

「オリンピックで試合ができるという幸せをかみしめてこい」

これは、柔道の野村忠宏選手のお父さんが、アトランタ・オリンピックの前に

野村選手にかけた言葉だそうです。

オリンピックと大村市の小さな試合では比べるべくもありませんが、

私なりに緊張した状態で試合ができるというのは、すごく幸せなことだなと

試合中に感じてからは、幾分リラックスして試合を楽しめました。

楽しむという言葉が適切かは分かりませんが、充実した時間が過ごせたのは確か。

試合も何とか代表権を得ることができ、次回の壱岐の大会もしっかり準備して臨みます。

(いちおう酒屋のブログです)

 

しかし、お盆過ぎて秋の気配が感じられるこの頃とはいえ、まだまだ紫外線の

威力を感じさせられました。

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旧友再会

学生時代のテニス部の後輩が大村を訪ねてくれた。

彼は福岡県直方市の出身で、大村にいると全く交流がない土地柄なのだが

大学時代は長野県だったので、九州者同士で共感を憶えたものだった。

当時の下宿も近所で、バイト先のセブンイレブンも同じ店舗。

失恋の時期も同じだったので、自然といっしょに飲むことが多くなった。

その彼が、営業の担当が長崎県になったということで

時間を作って遊びにきてくれる。

久々にいっしょにテニスをして、ビールをしこたま飲んだ。

事情があり彼は僕よりも一つ年上で会うまでは何と呼んでいいものかと思ったが

やっぱりお互い当時のままに。

お互い一児の父親ということで、思い出話だけでなく現在のことも語れるが

やっぱり気分は学生時代の楽しい気分になってくる。

久々にメーターが上がってしまい、楽しい夜だった。

そういうわけで、携帯カメラを撮るのも忘れてしまった次第。

な、、ない!?

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少なくとも昭和40年代生まれの三城小児童にとっての遊びの殿堂がなくなっている。

バスケットをはじめる4年生までは、ほぼ毎日のようにお世話になっていた。

指先に血豆ができるまで練習したメンコも、

集中力を高めるトレーニングになっていたビー玉も

遊びつかれた身体を癒してくれた、ペプシにミリンダ、

名もない駄菓子の数々、みんなここでお世話になっていた。

あと忘れちゃいけない、文房具も。

ガッチャマンのゴッドフェニックスのプラモデルをほしくて

母親に「一生のお願いです!」と土下座してまで100円をせびっていたのも思い出される。

そして当時の自分にはちょっと怖かったけど、店主のおばちゃんも懐かしい。

未だに元気にされていたので、少し残念な気もしてしまったが

長い間、お疲れ様でした。

そして、ありがとうございました。

具志堅用高が負けたときや王貞治が引退したときにも感じた、

なんともいえない気持ちを思い出した。

ドイツワインのお話

今の季節においしいワインのひとつにドイツワインがあります。

このドイツワイン、フランスやカリフォルニアのワインとすると

非常に過小評価されていますが、世界最高の白ワインの産地であります。

今回は少しだけ込み入ったドイツワインのお話です。

長くなるかと思いますので、お時間のあるときにご覧いただければと思います。

 

ドイツワインのあらまし

日本では甘口白ワインの産地というイメージがつきものですが

実際は生産の70%以上は辛口タイプが占めています。

また、緯度的にブドウ栽培の北限に位置しており、少ない日照量をカバーする

色々な栽培上の工夫がなされています。

特に最も優良な産地である、「モーゼル地域」と「ラインガウ地域」では

川に接する斜面を利用し、日照量を集める工夫がなされています。

(高緯度のため斜面だと平地よりもより太陽に正対しており、

川からの反射光も集められます)

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写真はモーゼル河に接する斜面のブドウ畑。

このように、南向きの斜面には優良なブドウ畑があり、数々の銘酒を生み出しています。

ただ、この斜面、斜度が20度から最もきついところで70度くらいの斜面。

もちろん、機械は入らないので、全て人の手で、樹の植え替えから選定、草取り、収穫

まで行われています。

また、ドイツは日照量の少なさから、ブドウの開花~収穫までの期間が

他の国よりも長くなります。ブドウが熟するのに時間がかかるのですね。

このため、地中の養分を吸っている時間が長く、ミネラル豊かなブドウが採れます。

(南フランスなら8月下旬から9月に収穫するところ、ドイツでは10月から11月下旬、

特別なワインになると2月くらいまで引っ張ります。

 

ピースポート村

「ピースポーター」というワインをご存知でしょうか。

日本のスーパーやコンビニでも並んでますので、ご存知の方もあるかもしれません。

ただ、同じピースポーターでも畑の違いで全く違うワインになるということは

あまり知られておりません。

○ピースポーター・ゴルトトレプヒェン

○ピースポーター・ミヒェルスベルク

この二つはワインの名前です。

ピースポーターは「ピースポート村」を意味しています。

ゴルトトレプヒェン(黄金の雫)、ミヒェルスベルク(ミカエルの山)は畑(区画)の名前。

前者は、斜面の畑で手作業で栽培、完熟するまで収穫を待ち、人の手で収穫。

ワインの甘さも完熟したブドウを発酵して残った天然の甘みと気品のある味わい。

クオリティを追求した、ドイツを代表するワインの一つです。

後者は、平地の広大な範囲の畑で、機械にて収穫。

ズースレゼルヴというブドウジュースを加えることで、甘さを出しています。

癖がなく、生産量も多いため、手価格で気軽に楽しめるドイツワイン。

「ツェラー・シュバルツカッツ」や「リープフラウミルヒ」と並んで、多くの人に親しまれます。

もちろん飲み比べると全く異なるワインというのは当然で、価格にも差が出てきます。

この他、品種や畑仕事の内容など、書き出すときりがないので

この辺にしておこうかと思いますが、当店でオススメするのは

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○ピースポーター・ゴルトトレプヒェン リースリング

造り手:ヨハン・ハールト家 (造り手によっても全く違うワインとなります。)

価格:¥1980

こちらは甘さをほんのりと残したタイプですが、爽やかな酸味とのバランスが

素晴らしく、後味はとてもフレッシュですっきりとしています。

アルコール度数も11%程度ですが、それよりも低く感じるくらいです。

ミネラル豊富ですので舌だけでなく、この季節は身体全体で美味しく感じるワインです。

 

今回はできるだけ簡単に書こうと思ったのですが、やっぱり長くなりました。

(本当は10回くらい連載したいくらいです)

簡単な説明でしたが、ワインの美味しさだけでなく、写真などから

畑仕事の様子や造り手のプライドなども想像していただければ幸いです。

野岳まで生ビールの配達・設置

今日はお昼に生ビールの配達・設置で野岳まで行ってきました。

たまに遠くへの配達というのも楽しいものです。

大村、諫早と配達しておりますが、けっこうお気に入りの場所があり

野岳の帰りがけもそのひとつ。

大村で最もきれいな風景のひとつではないでしょうか。

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携帯カメラでの撮影につき、いまひとつですが、撮影のために少し歩いてみました。

田んぼの中をじっくりと見るのも久しぶりで、無数のおたまじゃくしを発見。

たまにはこんな時間もいいものですね。

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今日みたいな暑い日は、生ビールが最高!

生ビールサーバーの貸し出し、設置もやっておりますので

ホームパーティなどのときには、どうぞお声をかけて下さい。

とはいえ、台数が少ないので一週間前にはご予約をお願いいたします。

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また個人的にはこんなワインもおすすめ!

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珍しい赤のスパークリングワイン

パルマハムで有名な、イタリアのエミリア・ロマーニャ産の赤のスパークリングワイン。

イタリア有数の富豪でもあるメディチ家の家系を受け継いでいるワイナリーです。

味わいは辛口カシスソーダといった風で、とても鮮やかな色合いと風味。

クラッシュド・アイスをいれて、バーベキューやお肉料理といっしょに

ゴクゴクと喉で飲むのがオススメです!

黒ブドウの皮のタンニン(渋み成分)が喉の渇きをおさえます。

ついつい何杯も飲もうとしてしまうので、家内に叱られてしまいます。

●ランブルスコ・セッコ (メディチ・エルメーテ) ¥1620

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